
食事となり、子どもも大人も区別のないごちそうが次々と運ばれ14人の28個の眼が輝きっぱなしであったことはいうまでもありません。
仲居さん7人がかりのもてなしの驚きもさることながら、料理の豪華さに、子ども達のお腹の心配をひとしきりしたものです。
終りの頃には、「まだごちそうが出てくるの!」「また出たよ!」の声さえ聞こえてくる程でした。
少し慌てたことに、この料理膳のセットとして、猪口とグラスが並らべられていたことです。もちろん子どもも大人も区別なく、が最初からの約束ですから、この場でのアルコールは一切ないままで過ごしたことは、いうまでもありませんでした(少しは欲しい大人は、いたようですが)。
腹一杯食べ部屋に引き上げ、次は入浴です。湖上温泉・露天風呂・大浴場、子どもの眼の色がまた変りました。普段の狭いお風呂に比べ、プール程にも感じる一時であったと思います。
一般のお客様を気にしながらでも、平泳ぎクロールの醍醐味、他人の眼も気にしな
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